更新日:2015.02.18
本学大学院生命体工学研究科の 柴田智広教授 の研究グループは、超高齢社会問題を克服するため、世界に類を見ない着衣を介助する学習型双腕ロボットシステムの研究開発を推進しています。また、在宅でも用いることのできる簡便な姿勢計測?リハビリシステムの研究開発も行っており、複数の医療機関との共同研究を推進しています。
柴田教授の研究グループは、社会福祉法人可愛(えの)会の全面的な協力を得て、これらのシステムの実証実験を薩摩川内市内の介護老人保健施設で開始し、平成27年2月13日(金)に報道機関や一般にその様子を公開し、下記のように報道されました。
?西日本新聞 平成27年2月14日
「介護ロボ 着せま~す 九工大、鹿児島で実用化試験」
?南日本新聞 平成27年2月14日
「着衣の介助ロボットに 九工大院教授開発 薩摩川内でシステム実験」
?MBC(南日本放送)平成27年2月17日
「人手不足解消につながるか 介護用ロボットの実験」
?KBC(九州朝日放送)平成27年2月16日(月)
「アサデス。九州?山口」『考えるヒント 人を癒すのは「ロボット」か「人形」か?』
柴田教授は、実証実験とシステム改良のループを回して、各システムの早期実用化を目指しています。