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科学技術振興機構「さくらサイエンスプラン」により、マレーシア工科大学の学生を受入れました

更新日:2014.10.06

本プログラムでの講義の様子

日産自動車九州工場見学後の集合写真


 本学ではアジアの青少年に日本の最先端の科学技術への関心を高めてもらい、日本の大学?研究機関や企業が必要とする海外からの優秀な人材の育成に貢献することを目的として今年度から始まった科学技術振興機構公募事業『さくらサイエンスプラン』に採択されました。これにより、平成26年9月7日(日)から9月13日(土)の7日間、協定校であるマレーシア工科大学(UTM)から、日本を始めて訪れる学生を10名受入れました。

UTMの学生は、プログラム初日?2日目は飯塚キャンパスにて、ディペンダブル?コンピューティング分野について学びました。ディペンダブル?コンピューティング分野は本学の重点分野の一つであり、同分野の主要教員が学内の研究施設の紹介、研究活動の講義を担当し、UTMの学生に紹介しました。

プログラム3日目?4日目は飯塚キャンパスから学外に出て、日産自動車九州工場や安川電機工場を見学訪問し、最先端の日本の工学技術に触れました。また、生活習慣が大きく異なるイスラム圏の学生の不安を少しでも解消すべく、学内にいるイスラム教の学生や研究者との交流や福岡マスジドアンヌールイスラム文化センターを訪問するなどして、日本での生活にさほど心配がないことを紹介しました。UTMの学生は今回の渡日が初めてであり、見知らぬ異国の文化に戸惑いを見せていましたが、身近なイスラム文化に触れることで、安堵感を覚えたようでした。

プログラム最終日の5日目は再び飯塚キャンパスに戻り、本学留学生との交流が行われました。交流会では本学留学生からUTMの学生に対して、日本での生活や勉学について説明があり、UTMの学生にとっては心強い経験談となったようで、将来の留学を考える要素にもなりました。最終日には外部講師の講演もあり、複雑高度化するLSI分野を中心に説明が行われました。

参加学生からは非常に有益な体験であり、機会があれば再度訪問したいとの声が多数寄せられました。


福岡マスジドアンヌールイスラム文化センターを訪問した様子

修了報告書授与式の様子


学長室より
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