「産官学?地域連携」九州工業大学×中間市×筑豊電気鉄道株式会社
世界初!ウイルス対策「ナノ構造制御型次世代光触媒」技術をちくてつ電車全車両導入!
国立大学法人九州工業大学(福岡県北九州市、学長 尾家祐二)と福岡県中間市(市長 福田健次)、筑豊電気鉄道株式会社(福岡県中間市、代表取締役社長 永尾亮二)は、コロナ禍における「産官学?地域連携」の取組みとして、「地域発の最新技術」を「安心して利用できる公共交通機関」を目指し、ウイルス対策技術の導入を発表します。また、本技術の説明及び実証実験の取材会も開催いたします。
1.「産官学?地域連携」の背景
中間市では今年4 月より市役所内のトイレ等で、九州工業大学で発明された室内でも効果を発揮する光触媒の実証試験を行い、非常に高い抗菌?抗ウイルス性能が確認されました。また、中間市実証試験に伴い“ウイルスに対応可能な空間づくり”を目指し発足された「一般社団法人日本衛生空間推進協会」(中間市?幸田八洲雄理事長)の理事として、九州工業大学大学院 工学研究院教授 横野氏に就任いただき、中間市役所内での継続的な効果検証や光触媒との相乗効果を担う技術の情報収集を行っています。
この実証試験結果により、同市に本社を置く筑豊電気鉄道㈱が導入を検討してまいりました。その結果、県内の公共交通機関では初めての導入実証となり、中間市、九州工業大学、日本衛生空間推進協会の協力で、筑豊電気鉄道㈱が保有する全14編成へ年内中に施工いたします。
2. 技術概要
?研究者名:九州工業大学大学院 工学研究院教授 横野照尚(おうのてるひさ)
?技術名:ナノ構造制御型次世代光触媒技術
?製品名:次世代光触媒コーティング剤「Dr.OHNO」
?特徴:日光?室内光におけるウイルス?菌の分解、消?防臭効果及び効果の持続性
3. 導入実証要領
?手法:次世代光触媒コーティング剤の塗布及び効果測定(前後の付着数検査、場所?期間による差異)
?対象箇所:車両客室内
4. 取材会
■ 日時:2020年11月19日(木)11:00~13:00
■ 場所:【会見】中間市役所3 階特別会議室(中間市中間一丁目1-1)
【施工】筑豊電気鉄道㈱ 楠橋車庫(北九州市八幡西区楠橋下方三丁目1 番14 号)
■ 出席者:
中間市:市長 福田健次
九州工業大学:工学博士 横野照尚
筑豊電気鉄道株式会社:代表取締役社長 永尾亮二
日本衛生空間推進協会:理事長 幸田八洲雄
■ スケジュール:
11:00~11:30 会見?概要説明
11:30~11:45 質疑応答フォトセッション
11:50~ 移動→楠橋車庫
12:10~ 車両客室内施工 ※横野教授立会い
【お問い合わせ先】
■ 九州工業大学へのお問い合わせ
総務課広報企画係
用正 拓人
電話:093-884-3007
E-Mail:sou-kouhou*jimu.kyutech.ac.jp
■ 次世代光触媒技術に関するお問い合わせ
大学院工学研究院 物質工学研究系 教授
横野 照尚
電話:093-884-3318
E-Mail:tohno*che.kyutech.ac.jp
(メールは*を@に変えてお送りください)