QBパートナーズ有限責任事業組合を無限責任組合員とする、QB第一号投資事業有限責任組合(以下、「QB第一号ファンド」)は、2018年4月23日付で、「九州工業大学による補聴システム事業化プロジェクト」(以下、「本プロジェクト」)に対してプレ投資を行いましたので、お知らせします。
プレ投資とは、大学発ベンチャーの課題の一つといわれる研究費と民間投資の間にある資金的ギャップを埋めるギャップファンド機能であり、QB第一号ファンド独自の大学発ベンチャーインキュベーションプログラムです。
QB第一号ファンドから匿名組合(TK)を活用して、会社設立以前の事業化プロジェクトに100?500万円/件の投資を行います。
本プレ投資は2件目ですが、匿名組合を活用した事業化プロジェクトへの投資は、今回が初(九工大案件としても初)であり、このような形でのギャップファンドは全国初の取り組みといえます。
本プロジェクトは、九州工業大学大学院工学研究院の水町光徳准教授が研究する音情報処理技術を活用し、低価格と使いやすさを両立した補聴システムの開発を目指すものです。
本出資は、
*今後の高齢化社会において、補聴器機のニーズが増加し、従来の補聴器機に対する低価格化や品質改善に
期待が寄せられると見込まれること
*新たな補聴システムが、補聴器機マーケットの革新につながる可能性を有すること
といった点を評価し、投資実行しました。
プロジェクトの概要
プロジェクト名: 九州工業大学による補聴システム事業化プロジェクト
技術研究者: 九州工業大学大学院工学研究院 水町光徳 准教授
事業内容:低価格な集音器に調音機能を付加した補聴システムの研究開発
●QB第一号ファンドについて
QB第一号ファンドは、九州地域の大学を中心とした大学の研究シーズ及びシード?アーリー段階の大学発
ベンチャーを投資対象とし、大学発ベンチャーの成長を支援するとともに、大学の研究成果の事業化による
大学発ベンチャーの創出に取り組み、成長段階まで一気通貫でハンズオン支援することで、大学の研究成果
の社会還元を促進し、地域における新産業の創出を目指す、九州地域で初の産学連携ファンドです。
●プレ投資について
プレ投資とは、大学発ベンチャーの課題の一つといわれる研究費と民間投資の間にある資金的ギャップを埋
め、地域において有望な大学発ベンチャーの創出を目指すQB第一号ファンド独自の大学発ベンチャーイン
キュベーションプログラムで、会社設立以前の事業化プロジェクトに100?500万円/件の投資をします。
その資金を元に、プロジェクト期間中(半年?1年)に、POC(Proof of Concept)や経営人材の探索を行い、
大学発ベンチャーの創出に繋げます。
◇詳細はこちらから(プレスリリース本文)
◇問い合わせ先
QBキャピタル合同会社(長浜)
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九州工業大学大学 総務課広報企画係(用正)
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