九州工業大学×UR 学生による外壁色彩デザイン完成!
-若い子育て世代に向けて「新しい風を取り込む自然に調和した団地」を創出-
独立行政法人都市再生機構(以下、「UR」)九州支社と国立大学法人九州工業大学大学院工学府(以下、「九工大」)は、令和3年7月19日に交換した覚書に基づき、学生の実践的な教育の場として、沖台二丁目団地で学生の提案を取り入れながら団地及び地域の魅力を高めていくプロジェクトを進めています。
このたび、学生による沖台二丁目団地の外壁色彩デザインが完成しましたのでお知らせします。
このデザインの外壁塗装は、令和7年度夏頃の完成を予定しています。
1 プロジェクト概要
本プロジェクトでは、UR九州支社として初の試みとなる、学生による色彩提案を基にした外壁塗装を予定しています。学生は令和4年8月からURの外壁塗装に係る勉強会へ参加し、過去の事例や色彩計画?サイン計画を学びながら、沖台二丁目団地にふさわしい外壁色彩デザインを検討し、1年以上かけて完成しました。
■デザイン基本方針
● メインターゲットを若い子育て世代とした「新しいデザイン」にしつつ、団地のあたたかい雰囲気や自然環境の良さも活かせるような「あたたかな色彩」を基調
● 地域性から導いた「風」「水」「流れ」が感じられるデザイン
● 戸畑発祥である福岡県指定の伝統工芸品「孫次凧(まごじだこ)」カラーの活用
■コンセプト
■色彩計画
「風と水の流れ」をイメージしたデザインとし、自然豊かな団地のあたたかさや「風?水?流れ」が表現できるカラーを選定しました。また、特徴的な孫次凧カラーをアクセントとして使用することとしました。
■サイン計画
沖台二丁目団地の住棟配置に、特徴的なエントランスの形状を掛け合わせることで、シンプルでわかりやすく沖台二丁目団地らしさを表現しました。また、文字のフォントは、水平的なデザインに合わせてゴシック系としました。
■外壁色彩デザイン
「色彩計画」「サイン計画」の調整を学生が何度も行い、外壁色彩デザインは次のとおり決定しました。決定したサインは、住棟の壁面やエントランスデザインなどに活用する予定です。
※この計画案は、実際の外壁塗装やサインとは異なる場合があります。
■主なスケジュール
令和4(2022)年8月 | 外壁色彩勉強会(検討開始) |
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令和6(2024)年2月(今回) | 外壁色彩デザイン発表 |
令和7(2025)年夏頃(予定) | 外壁塗装完成 |
外壁色彩デザイン完成に至るまでの過程、学生の感想について、ストーリーブックを製作しましたので、ぜひこちらもご覧ください。
2 団地概要
住所 | 北九州市戸畑区沖台二丁目1番及び16番 |
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建物構造 | 鉄筋コンクリート造5階建 |
建設総戸数 | 5棟160戸 |
管理開始年月 | 昭和59年7月 ~ 昭和61年4月 |
【周辺図】
【お問い合わせ】
■ UR都市機構
住宅経営部 小倉オフィス
TEL:093-953-7530
総務部 総務?法務課(広報担当)
TEL:092-722-1004
■ 九州工業大学
総務課 広報係
TEL:093-884-3007
E-Mail:pr-kouhou*jimu.kyutech.ac.jp
(メールは*を@に変えてお送りください)