九工大では、課題探求とその解決能力を涵養し、工学基礎力と共に、コミュニケーション能力、及び幅広い教養を身に付け、企業や社会において先導的リーダーシップを発揮することのできる創造的人材の育成を目的とし学生プロジェクトを支援しています。
この度、学生プロジェクト団体” KIT-FORMULA“による新車発表会を開催します。
記
日 時 | 2025年5月16日(金) 14:00~ |
会 場 | 九州工業大学 戸畑キャンパス 百周年中村記念館 1階 (北九州市戸畑区仙水町1番1号) |
スケジュール | 14:00~14:10 チーム紹介および2025年度の目標 14:10~14:20 車両のベールを剥がし、車両の紹介 14:20~14:40 スポンサー様のご紹介 14:40~14:50 リーダー挨拶 14:50~18:00 車両の展示 |
◇チーム公式ページはこちら。
■学生フォーミュラとは
学生たちが主体となるチームによって、フォーミュラスタイルの小型レーシングカーを企画?設計?製作?操縦し、その「ものづくりの総合力」を競う大会です。第一回日本大会は2003年に開催され、単に教室で学ぶだけでは優れたエンジニアが育成できないという理念のもと、実践的な学生教育プログラムとして設立されました。現在では、アメリカをはじめ、日本や世界十数カ国で開催されており、車両の速さだけでなく、設計から製作までの過程も審査されます。
■KIT-FORMULAについて
KIT-FORMULAは学生フォーミュラ日本大会に毎年参戦し、小型フォーミュラカーの製作を通して、将来社会で活躍できるエンジニアを育成する学生プロジェクトです。チームは2005年に設立、これまでに20台以上の車両を製作し、学生フォーミュラに挑戦してきました。
また、2022年以降、国内外の約80以上のチームが参加する中で、総合順位10位を目標に活動してきました。この目標を達成するため、2024年大会では、車両をフルモデルチェンジし、新たに設計し直したKS-20を投入しました。燃料系でのトラブルもあり、耐久性の面では最高のパフォーマンスを出すことはできませんでしたが、一発の速さや静的種目での完成度が評価され、最終的に総合成績9位を収め、目標を達成することができました。
■2025年度の新たな挑戦
今年度、KIT-FORMULAは新たな新車両の「KS-21」で挑みます。昨年度フルモデルチェンジを行った「KS-20」をさらにブラッシュアップし、九工大史上最高順位となる総合7位を目標に掲げています。コース特性やドライバーフィードバックをもとに、走行性能のさらなる向上を目指します。この取り組みを通じて、上位常連チームとしての地位を確立することが目標です。2025年度の大会を戦う新車両「KS-21」を、今回の新車発表会でご紹介させていただきます。
◇お問い合わせ先
九州工業大学 大学院工学研究院 機械知能工学研究系
薦田 亮介 准教授
komoda.ryosuke391*mail.kyutech.jp
(*を@に変えてお送りください)