医療福祉の未来を変える
「スマートライフケア」
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超高齢社会を迎えた日本では、2025年には約32万人の介護職員が不足するという試算が出ています。介護職不足や医療費の増大は深刻な問題です。これらの問題を解決しようと、在宅医療やリハビリテーション、また要支援?要介護状態になる前の予防に貢献する情報通信技術(ICT)やロボット技術の研究が進んでいます。
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研究内容
障がい者の調子を予測したり、衣服の着脱などの生活の一部を介助したり、歩行をアシストしたりといった、日々の暮らしやリハビリテーションをサポートするための、人工知能(AI)やロボティクスを駆使したシステムの研究開発を行っています。また、介護とIoTという観点から生まれた「スマートライフケア共創工房」を運営する中核研究室として、全国の企業や地域、行政と協働して先進的介護を目指した活動を行っています。
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課題
一人ひとり異なる身体のサイズ、運動能力、学習能力、認知能力、ニーズに応じたAIやロボットの開発をすること、また、実用化のためには、コストを抑え、運用性を高めていくことが今後の課題です。
この研究で、
暮らしはどうなる?
テクノロジーが暮らしをサポートできるようになると、高齢者、介護者、障がい者自身の生活の質が向上するだけでなく、その家族、被介護者、施設側にも余裕や時間ができて暖かいケアを行うことができ、みんなの生活の質や幸福度が高まる社会が実現できます。
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今後の展望
SNSなどを通じて、ぜひ開発品を使ってみたいという声を、障がい者や医療従事者の方々から多くいただきます。研究開発と社会実装の両輪を効果的に回して、一日も早く社会の期待に応えたいと思います。
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研究の魅力
最先端の技術と知恵を絞り、コストとリスクを抑え、運用性を含むメリットを高めなくてはならない、介護イノベーションのジレンマという難題を、ユーザー?コミュニティと共に解いていくことはこの上ない喜びです。
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「共創」。
研究者たち?行政?地域と共に社会を創る。
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必須アイテム
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■ カレンダースケジュール管理は必須。研究室の学生たちとも共有しています。
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■ スマートウォッチ仕事だけでなく睡眠管理やストレス管理もできるので、プライベートでも欠かせません。私のストレス値が最も下がる時間帯は論文を読んでいる時です。
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■ AIスピーカーラボでも車中でも家でも、AlexaやSiriに呼びかけています。なかなか有能なデジタル秘書ですよ(アナログ秘書さんも欠かせません!)。
1日のスケジュール
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業務開始 毎日、オンラインでラボ内朝礼を行っています。 |
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共同研究先など企業と研究打ち合わせが入ることもあります。 |
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お昼休み 食事は基本的に健康冷凍食品を解凍して食べています。 |
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週一程度、ラボ内セミナーを開催しています。学内業務の打ち合わせ、見学や視察に対応することも多いです。 |
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帰宅 職住接近なので毎日家族と夕食を取ります。 |
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ライフスタイル
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■ 休日の過ごし方子供たちとインラインスケートやバドミントンなどの運動を楽しんでいます。
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■ 研究者を志したきっかけは小必博官网4年生からプログラミングを勉強しはじめ、大学で配属された研究室に恵まれて卒論でとても良い研究成果を出せ、ずっと研究をしていきたい!と思うようになりました。
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■ 好きな食べもの奥さんのパスタ料理です。でも最近は糖質制限をしているのであまり食べられません(涙)。
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■ 尊敬する人もし書いてしまうと、多すぎて長~くスクロールさせてしまうことになります。
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学生の頃に
「しておけばよかった」
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もし大学教員
ではなかったら
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九工大のおすすめポイント
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中高生へのメッセージ
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この研究に
興味がわいたら…
ここに入学
- ● 工学部
- ● 工学2類
(機械?制御?宇宙) - ● 工学3類
(電気?電子?通信?情報?宇宙)
- ● 工学2類
- ● 情報工学部
- ● 情工1類
(情報?通信) - ● 情工2類
(情報?機械?制御) - ● 情工3類
(情報?電子?応用化学?生命科学?マテリアル)
- ● 情工1類
機械系や情報系の学部
ここに入学
- ● 工学部
- ● 工学2類
(機械?制御?宇宙) - ● 工学3類
(電気?電子?通信?情報?宇宙)
- ● 工学2類
- ● 情報工学部
- ● 情工1類
(情報?通信) - ● 情工2類
(情報?機械?制御) - ● 情工3類
(情報?電子?応用化学?生命科学?マテリアル)
- ● 情工1類
- ● 他大学の
機械系や情報系の学部
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ここに進学(2年次?)
- ● 工学部
- ● 機械知能工学科
- ● 情報工学部
- ● 知能情報工学科
- ● 知的システム工学科
- ● 物理情報工学科
- ● 生命化学情報工学科
さらに極める
- ● 大学院生命体工学研究科
- ● 人間知能システム工学専攻
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