機械知能工学科は、自然現象を理解?解明して人間生活に役立たせるための機械を作って動かす機械工学を学ぶ「機械工学コース」と、計測?制御?情報機器を合体して機械の知的円滑動作を可能にする制御工学を学ぶ「知能制御工学コース」の二つの工学分野を学ぶコースから構成されています。機械知能工学科では、多岐にわたる専門科目とこれらをより深く理解するための実験科目や演習科目を、体系的に組み合わせたカリキュラムを用意しています。
自動車?ロボットに代表されるものづくりに興味のある人。それらを意のままに動かすための技術を学びたい人。そんなキミたちが機械知能工学科に来れば、輝かしい未来が開けることでしょう。
ロボット、自動車、産業設備、家電製品、医療?福祉機器などは、さまざまな機械技術や電気電子技術などが複雑に組み合わされて形作られています。このような物を人間の望むとおりに動かす(コントロールする)方法を追求する学問、それが制御工学です。
知能制御工学コースでは、多様な技術を総合的?横断的に取り扱えるメカトロニクス制御技術者として活躍できる人材の養成を目標としています。そこで、体系化された制御理論をはじめとして、計測システム、情報処理システムおよび駆動システムの科目を学ぶとともに、関連分野として、機械工学、情報工学、電気工学および電子工学などの基礎科目も学ぶカリキュラムを構成しています。
環境に配慮した自然との共生を念頭に置き、自然科学の先端を理解?開拓して工業技術 の先端化の中心的役割を担えるようにすることを目的とした教育を行います。「ものづくり」 の基盤としての力学系を中心とした機械工学の基礎科目や専門科目を履修するとともに、 情報処理、生産工学、機械要素などの工業技術につながる科目、高度な物理?数学系科 目を履修できるカリキュラムとなっています。